2009年02月27日

ノゲシ

ノゲシ小.jpg2月24日朝日新聞掲載


ノゲシ  きく科

世界至る所に帰化している植物。原産地はヨーロッパ。荒れ地や空き地などに生育しています。
 和名はケシの葉に似ていることから。春に開花することからアキノノゲシに対してハルノノゲシともよばれます。日当たりのよいあぜ道に、気の早い株が花をつけていました。葉は苦いですが、食用になるといいます。(私は食べたことがありませんが)
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2009年02月24日

カランコエ・クロリス

カランコエ・クロリス小.jpg2月17日朝日新聞掲載

カランコエ・クロリス    べんけいそう科

 マダガスカル原産の多肉植物。一言にカランコエといっても多くの種類が存在します。カラフルで小さな花が集まって咲く姿が可愛らしいプロスフェルディアナとその園芸品種ミリオンスター、ベルのような花を咲かせるウェンディなどをよく見かけます。
 今回のクロリスは、最近出来た品種で、黄色とオレンジが縞のようになったかわいらしい花です。
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2009年02月08日

ネモフィラ

ネモフィラ小.jpg2月3日朝日新聞掲載


ネモフィラ  ハゼリソウ科

 別名瑠璃唐草。カリフォルニア原産。大正時代初めに日本に到来し、春の花壇用の花となりました。
 名前の語源は、ギリシア語のネモス(林)とフィロス(好き)という言葉からで、「森を愛する」と言う意味らしいです。
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2009年02月01日

シンビジウム

シンビジューム小.jpg1月27日朝日新聞掲載

シンビジウム    らん科

黄色に赤い縞模様がくっきりと美しいことから、グレートタイガーと名付けられました。暮れに買って、1ヶ月以上経つのですが、元気です。やはり、少々寒いくらいの方が花は長持ちしますね。暮れにパフィオを暖房の効いたリビングに入れたら、1ヶ月と持たず花がしおれてしまいましたが、今回は北向きの玄関で、水もやらずに放置しているのがよいようです。
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2009年01月31日

フリージア彩色

フリージア彩色小.jpg

結構堅いつぼみだったのですが、少し栄養剤を入れた花瓶の中で、つぼみが次々と開いています。
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2009年01月29日

huri-jia フリージア

フリージア小.jpg1月19日朝日新聞掲載

フリージア   あやめ科

 和名はアサギズイセン(浅黄水仙)。南アフリカ原産。花茎は高さ30〜40センチメートル、細長い漏斗(ろうと)状で香りの高い花を約10個開く。白、黄、桃、紅、橙(だいだい)、紫色など。一重咲きを主に、半八重、八重咲きもあります。
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2009年01月24日

テフロカクタス彩色

テフロカクタス.jpg


色を塗るとこんな感じです。やっぱり、不気味?
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2009年01月17日

テフロカクタス

テフロカクタス小.jpg1月12日朝日新聞掲載


テフロカクタス   さぼてん科

 宇宙人か?と思わせるような奇怪な形ですが、ウチワサボテンの一種です。ウチワサボテンには、茎節の形によって扁平ウチワ、棒状ウチワ、球状ウチワの3種類に大別されますが、球状ウチワにはテフロカクタス属とコリノプンチア属のふたつがあります。リボン状の棘は比較的柔らかいのですが、先はしっかり堅くて、刺さるとやっぱり痛いです。園芸品種名「ムサシノ」
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2009年01月11日

カンラン

カンラン小jpg.jpg1月6日朝日新聞掲載

カンラン    らん科

 東海地方以西から台湾にかけて自生。12月から1月にかけての寒い時期に花を咲かせることからカンラン(寒蘭)と呼ばれます。細長い花茎に5〜10花を咲かせ、細長い花弁が特徴的。ほのかにいいにおいがします。洋ランでおなじみのシンビジュームと同じ仲間。

 カンランは昔より観賞用として栽培されており、品種が多く生まれています。熱心な愛好家も多く、このカンランも美しく咲いたところで鉢植えをお借りしました。
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2009年01月04日

あけましておめでとうございます

アレキサンドリア小.jpg


遅ればせですが、謹賀新年。今年もよろしくお願いします。

昨年の夏にハードディスクをクラッシュさせてしまって、住所録をはじめとする様々なデータをパーにしてしまいました。古いデータをもとに年賀状を送ったら、宛先不明で返ってくるもの多数・・・・嗚呼。三が日もすんだのに、未だに年賀状を書いてます。遅くなってすみません!

絵 マスカット・オブ・アレキサンドリア
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2008年12月25日

ヒメツルソバ

ヒメツルソバ小.jpg12月22日朝日新聞掲載


ヒメツルソバ   たで科

 ヒマラヤ原産。明治時代にロックガーデン用に導入された多年草。性質は非常に丈夫で、茎の節の部分が地面に接するとそこから根をおろしてどんどん広がっていきます。私は20cmほどの切り花状態でいただいたのですが、しばらくコップにさしておくと根が出てきました。グラウンドカバーとしてよく利用されます。
 開花期間は主に初夏から晩秋にかけて。花はピンク色で、小さなぼんぼりのようなかわいらしさです。
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2008年12月03日

ルドベキア

ルドベキア小.jpg12月2日朝日新聞掲載

ルドベキア タカオ  きく科

濃茶色の花芯(管状花)に、鮮やかな黄色の舌状花が美しい花です。性質はすこぶる丈夫で、暑い夏から秋の終わりまで、つぎつぎに花を咲かせます。大きな株になると高さ1.5mくらいにもなり、壮観です。
花径は3cmあまりとあまり大きくありませんが、株いっぱいにたくさん咲くとかなり目立ちます。多年草ですが、種子もよく出来て、こぼれ種で一部で雑草化しています。近所の路地にも、毎年のように咲いています。
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2008年11月20日

木の葉画廊ボタニカルアートカレンダー

09木の葉画廊カレンダー原画展案内.jpg09木の葉画廊カレンダー.小jpg.jpg

今年も東京の木の葉画廊が主催する、12人の作家によるボタニカルアートカレンダーに参加しています。(5月 チューリップ)その原画展が11月17日〜29日まで行われています。図鑑や絵本で活躍する作家12名がおのおの3点ずつ出品しています。機会がありましたら、ぜひご覧ください。

カレンダーの購入は http://www.konoha-g.jp をご覧ください。
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2008年11月19日

ミゾソバ

ミゾソバ小.jpg11月18日朝日新聞掲載

ミゾソバ  たで科

 金平糖のような花がとてもかわいい花です。その名の通り、溝などの水の多いところに生育し、蕎麦の花に似ています。
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2008年11月17日

塗り絵から始める植物画展示

07社保ロビー展全体小.JPG

11月21日(金)〜12月3日(水)まで、岡山駅西口、済生会フィットネスアンドカルチャー(旧社会保健センター)ロビーで、塗り絵から始める植物画受講生約約20名の作品を展示します。こちらもぜひ、見に来てくださいね。 写真は昨年度の展示の様子です。
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2008年11月16日

赤磐市公民館祭り案内

裏面.jpg表面.jpg


11月22日・23日は赤磐市公民館祭りです。昨年に引き続き、自主講座生による植物画を展示します。今回は、出品者の作品を集めた案内状も作りました。とてもかわいらしいと評判も上々です。ぜひ、見に来てください。
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2008年11月14日

丑年の年賀状

年賀状見本08.jpg

 今月のプラザの表紙、みていただけましたか?
 私の絵が年賀状になっています。以前から絵はがきなどの印刷でお世話になっている 中野コロタイプさんから、植物画を年賀状のデザインに使わせてほしいというお話があって、それならばと、干支にちなんだ植物をシリーズで出すことになりました。でもって、来年の干支にちなんだ、名前に「ウシ」のつく植物です。

 実際、植物の名前に動物の名前が使われるのはよくあることです。ただ、「ウシ」というのは大きすぎて花の名前には使いにくかったのでしょうか、絶対数が少なくて、えらぶのにちょっと苦労しました。

 来年は「トラ」のつく植物を描く予定です。

 インターネットで注文もできます。
 中野コロタイプ
 岡山県岡山市玉柏390
 電話 086−229−3366

 http://nenga-dori.com
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トリカブト

トリカブト小.jpg 11月11日朝日新聞掲載


トリカブト  きんぼうげ科

 花の形が舞楽の時に伶人が用いる鳥兜に似ているところから名づけられました。別名である兜菊や兜花も同じです。
 トリカブトを使ったといわれる殺人事件が起こったことでわかるように、有毒植物で、アイヌ人はその根から取った汁を毒矢に使用し、熊狩りに使用したそうです。
 花材に使われるハナトリカブトは、徳川時代に薬用植物として中国から渡来し、観賞用に切花として栽培されているもので、毒性が弱い種類です。(有名な根 だけでなく、花や葉にも弱い毒があります。)
 漢方では、利尿、強心剤などとして利用されています。ヨーロッパでは、魔女はこの草を混ぜた軟膏を塗って空を飛ぶといわれていました。

 とにかく話題の多い花ですが、濃い青紫の花は山の中で出会うとはっとするほど美しく、印象的です。市販されているトリカブトには色の薄いものもあります。


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2008年11月05日

岡山理科大学観察会受講生作品

10月4日、11日の二日間にわたって行われた、秋の観察会「植物画体験教室」の受講生作品が、植物園のホームページにアップされました。今回は正面玄関から21号館へ、斜面を下りながら植物を観察・採集しました。赤いがくがかわいいミズヒキやツユクサ、イモカタバミ、棘の痛いママコノシリヌグイ、色とりどりの実がきれいなノブドウ、アキノエノコログサなど、様々な作品がそろいました。ぜひご覧ください。

岡山理科大学自然植物園のアドレスです。
http://www.ous.ac.jp/garden/
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2008年11月01日

ツリバナ

ツリバナ小.jpg10月28日朝日新聞掲載

ツリバナ   にしきぎ科

山地に生える落葉低木。5,6 月頃に葉腋から長さ 6 〜 15 センチの花柄を出し,直径 6,7 ミリの淡緑色の 5 弁花を開きます。この長い柄に花がぶらさがって咲いている様子から名前がつけられました。さく果は赤く熟すと 5 裂し,朱赤色の種子が顔を出します。

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