2009年05月30日

エビネ

エビネ小.jpg5月20日朝日新聞掲載

エビネ    ラン科


 日本各地に生育する多年生草本。塊茎(バルブ)がエビの形に似ているので、エビネの名が付いた。
 派手ではありませんが、味わいのある花で、愛好家も多いです。半田山植物園でも、毎年様々なエビネの展示があります。今回描いたのは、黄色い花でした。
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2009年05月15日

シラユキゲシ

シラユキゲシ.小jpg.jpg5月13日朝日新聞掲載

シラユキゲシ   けし科

中国東部原産の多年草。半日陰で湿ったところを好むので、庭の木の下に植えるとよいようです。鉢植えでいただいたのですが、小さなつぼみがつぎつぎ開いて、約1ヶ月楽しむことが出来ました。その名の通り花びらは真っ白で、鮮やかな黄色のおしべとの対比が美しいです。
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2009年05月10日

個展案内状

09個展案内状.jpg

5月20日〜 半田山植物園において植物画の個展を行います。いつもの朝日新聞掲載原画と彩色画60点あまりを展示します。今年4月から売り出された、私の絵を使ったポチ袋や一筆箋の販売もあります。(著者割引価格です)昨年はこの時期、ヒマラヤの青いケシが咲いていました。新緑の植物園もすてきです。ピクニックも兼ねて、ぜひおいでください。
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2009年05月07日

スモモ

プラム 花.小jpg.jpg4月1日朝日新聞掲載

スモモ    ばら科

 初夏から夏の果物。英語で「プラム」
 日本のすももは主に生食用として栽培されます。以前に実を描きましたが、同じ方からいただきました。梅と同じ頃に咲きます。

中国のことわざに「李下に冠を正さず」というのがあります。「李」とはすもものことで、木の下で頭に手をやって冠を直していると、果実を盗んでいるように見えるからしてはいけない。人に疑われるような行いはすべきではない、という意味です。

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2009年05月06日

ヘレボルス

ヘレボルス.小jpg.jpg4月8日朝日新聞掲載


ヘレボルス   きんぽうげ科

 数あるクリスマスローズの原種のひとつ、です。花の色は白っぽい緑。直径3cmくらいで、たくさん咲いています。栽培している方からいただきました。
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2009年05月02日

ヤマザクラ

ヤマザクラ.jpg4月13日朝日新聞掲載


ヤマザクラ  バラ科

 落葉高木。幹の直径が1mを越える巨樹となる、長寿な種。葉が展葉すると同時に開花します。若葉は赤味を帯び、樹皮も紫褐色で、桜餅を連想させます。理大、玄関の近くにはこのヤマザクラとオオシマザクラが並んで咲いています。
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ムベの花

ムベ花小.jpg4月21日朝日新聞掲載

ムベ    アケビ科

 常緑のツル植物。常に葉がついていることから、トキワ(常葉)アケビとも呼ばれます。生け垣などにも利用されます。葉は厚くて光沢があり、裏面に網目模様が目立つことが特徴的。4月の終わり頃から5月にかけ、花が咲きます。形はよく似ていますが、おしべだけの雄花がたくさんと、やや大型の雌花が少しつきます。(絵では上の方の花が雌花です)
 アケビの実は熟すと割れますが、ムベの果実は開かず閉じたままです。
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2009年05月01日

シモクレン

シモクレン09小.jpg4月28日朝日新聞掲載


シモクレン  モクレン科

 別名 マグノリア(Magnolia)。落葉小高木。 シモクレン(紫木蓮)はその名の通り赤紫色です。白花を咲かせるのは、ハクモクレン(白木蓮)といいます。 花色が濃い紅色は花弁の外側だけで、花弁の内側は白味がかった極薄紅色です。
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2009年04月19日

岡山緑化フェア 植物画展示

4月22日から、岡山緑化フェアでの植物画展示がいよいよ始まります。岡山植物画の会会員30名による、力作揃いです。最初、知名度の低さが心配されていた緑化フェアも、その後のPRが功を奏して、連日大入りで、賑やかです。26日の日曜日には、体験教室もあります。オープン教室なので、予約はいりません。(材料費100円がかかります)絵の具も筆もみんな用意されていますから、気軽に参加してください。超初心者を対象に、ハガキにツバキの花を一輪描きます。下絵は印刷されているので、安心です。

どちらかと言えば知名度の低い植物画ですが、これを機会にぐっとメジャーになるのでは、と期待しています。お誘い合わせの上、是非おいでください。
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2009年04月06日

フランス語教室受講生募集

突然ですが、フランス語教室受講生の募集です。

あまり知られていないのですが、一応私はフランス語の教員免状を持っていて、大学でも非常勤講師をしています。そしてかれこれ10年以上岡山駅西口から徒歩3分、の岡山生協オルガビルでフランス語の教室を開いています。

クラスは初級と応用の二つがあって、ごく少人数でなごやかに続けてきているのですが、今年は珍しく初級クラスが10名を超えました。それで、思い切って岡山大学の留学生を助っ人に頼むことにしました。

教員免状を持った講師と留学生、という最高のコンビで週1回80分、月謝3000円は格安だと思います。頭の体操に何か始めてみようという方、ぜひおいでください。

毎週 月曜日 9:30〜10:50 
       簡単な日常会話と文法を学ぶ初級クラス
       月謝 3000円           
      11:00〜12:30 
       時事フランス語を元に、留学生と質疑応答を楽しむ応用クラス
       月謝 4500円

場所   岡山生協オルガビル 5階 オレンジ

興味のある方は一度見学に来てください。
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2009年03月30日

スギナ

スギナ小.jpg

スギナ     

北海道から九州にかけて広く分布する夏緑性の多年生シダ植物。どこにでも生えて、やっかいものでもあります。我が家でも、いつの間にか庭に繁殖し、抜いても抜いても増え続けています。春に出る胞子茎がツクシ。食べられます。胞子茎が枯れると、光合成を行う栄養茎が伸びてくるのですが、これがスギナ。茎は節で枝分かれし、内部は中空です。この茎を抜いて、またつなぎ、どこで抜いたかをあてっこする遊びを子供の時にしました。
 和名は、姿をスギの葉に例えたものです。
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2009年03月20日

レウイシア

レウイシア09.小jpg.jpg3月16日朝日新聞掲載


レウイシア・コチレドン   Lewisia cotyledon
              すべりひゆ科

アメリカ北西部原産の多年草。  
日本では早春の鉢花として、2月くらいから花屋に出回ります。花径2〜3cmと小さめですが、赤やオレンジ、黄色、白、ピンクと色も豊富でかわいらしく、寄せ植えなどにも使われています。葉が厚い多肉植物なので、水は控えめに。別名 岩花火で、名前通り花火が開いたような印象です。

乾燥した崖や砂礫地の岩場に生えるので、過湿にしないことが肝心。とまあ、頭ではわかっているのですが、毎年梅雨の時期になると根腐れして枯らしてしまい、上手に育てられた試しがないのです・・・・・
 
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2009年03月12日

斑入りハタザオ

斑入りハタザオ小.jpg3月9日朝日新聞掲載


斑入りハタザオ   あぶらな科

 和名の由来はほとんど枝分かれせずに茎が1本、ハタザオのように立っていることから。日本全国に分布しているようですが、あまりに地味で、気にとめたことがありません。絵のハタザオは、斑入りの園芸品種で、ヨーロッパ産らしいです。背丈は10cmくらいで、寄せ植えやロックガーデンに使われています。ホームセンターで小さな花をつけた鉢植えにふと目がとまり、買ってしまいました。250円くらいでした。
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2009年03月07日

タイツリソウ

タイツリソウ小.jpg3月3日朝日新聞掲載


タイツリソウ (ケマンソウ)

 中国・朝鮮半島原産の多年草。コマクサの仲間。室町時代ころ中国から入ってきたと言われています。花は変わった形をしています。ふくらんだ2枚の花びらと、そこから突き出た花びら2枚-外側2枚と内側2枚-で構成されています。開ききると外側の花びらの先端が上を向き、本当に鯛をつるしたように見えます。



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2009年02月27日

ノゲシ

ノゲシ小.jpg2月24日朝日新聞掲載


ノゲシ  きく科

世界至る所に帰化している植物。原産地はヨーロッパ。荒れ地や空き地などに生育しています。
 和名はケシの葉に似ていることから。春に開花することからアキノノゲシに対してハルノノゲシともよばれます。日当たりのよいあぜ道に、気の早い株が花をつけていました。葉は苦いですが、食用になるといいます。(私は食べたことがありませんが)
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2009年02月24日

カランコエ・クロリス

カランコエ・クロリス小.jpg2月17日朝日新聞掲載

カランコエ・クロリス    べんけいそう科

 マダガスカル原産の多肉植物。一言にカランコエといっても多くの種類が存在します。カラフルで小さな花が集まって咲く姿が可愛らしいプロスフェルディアナとその園芸品種ミリオンスター、ベルのような花を咲かせるウェンディなどをよく見かけます。
 今回のクロリスは、最近出来た品種で、黄色とオレンジが縞のようになったかわいらしい花です。
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2009年02月08日

ネモフィラ

ネモフィラ小.jpg2月3日朝日新聞掲載


ネモフィラ  ハゼリソウ科

 別名瑠璃唐草。カリフォルニア原産。大正時代初めに日本に到来し、春の花壇用の花となりました。
 名前の語源は、ギリシア語のネモス(林)とフィロス(好き)という言葉からで、「森を愛する」と言う意味らしいです。
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2009年02月01日

シンビジウム

シンビジューム小.jpg1月27日朝日新聞掲載

シンビジウム    らん科

黄色に赤い縞模様がくっきりと美しいことから、グレートタイガーと名付けられました。暮れに買って、1ヶ月以上経つのですが、元気です。やはり、少々寒いくらいの方が花は長持ちしますね。暮れにパフィオを暖房の効いたリビングに入れたら、1ヶ月と持たず花がしおれてしまいましたが、今回は北向きの玄関で、水もやらずに放置しているのがよいようです。
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2009年01月31日

フリージア彩色

フリージア彩色小.jpg

結構堅いつぼみだったのですが、少し栄養剤を入れた花瓶の中で、つぼみが次々と開いています。
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2009年01月29日

huri-jia フリージア

フリージア小.jpg1月19日朝日新聞掲載

フリージア   あやめ科

 和名はアサギズイセン(浅黄水仙)。南アフリカ原産。花茎は高さ30〜40センチメートル、細長い漏斗(ろうと)状で香りの高い花を約10個開く。白、黄、桃、紅、橙(だいだい)、紫色など。一重咲きを主に、半八重、八重咲きもあります。
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