2009年12月26日

コチョウラン 「ロマンス・バレンタイン」

コチョウラン・ロマンス.小jpg.jpg12月22日朝日新聞掲載

コチョウラン「ロマンス・バレンタイン」  ラン科

 コチョウランの花言葉の一つに、「幸福の飛来」というのがあります。そう、この花を持っていると幸福が飛んでくる? 蝶が舞い降りるように、幸福がひらひらと降ってくるような、そんな気持ちになるのかもしれません。とてもかわいいピンク色のランです。
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2009年12月19日

オリーブ

オリーブ小.jpg12月16日朝日新聞掲載

オリーブ  モクセイ科

 常緑樹。日当りが良い、水はけのよい土を好み、年平均気温13℃以上で、夏の乾燥にも、冬の低温にも、やせ地でも育つじょうぶな木です。子供の頃暮らした淡路島の家では、西向きの小さな庭に祖母がオリーブを植えていました。1本だけだったので、実がなったのを見たことがありませんでしたが、時折葉っぱをちぎってカレーに入れたり、なかなかハイカラなばあちゃんでした。オリーブの実ははじめグリーンですが、11月から12月上旬頃熟れて紫になります。ペン画では色はわかりませんが、濃い紫になってます。
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2009年12月15日

コチョウラン「リトル・ジェム」

コチョウラン・リトルジェム小.jpg12月9日朝日新聞掲載


コチョウラン「リトル・ジェム」  らん科

 薄いピンクの花弁に、唇弁だけが濃い赤紫のかわいいコチョウランです。一昔前は、本当に高嶺の花だったコチョウランも、栽培技術の進歩でずいぶん手軽な値段になりました。最近は少し小さめで、卓上にもおける中型のランが人気だそうです。
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2009年12月10日

シクラメン「パピヨン」彩色

シクラメン・パピヨン-3.jpg


同じ下絵を使って、彩色しました。
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2009年12月08日

シクラメン「パピヨン」

シクラメン・パピヨン小.jpg12月3日朝日新聞掲載

シクラメン「パピヨン」   さくらそう科

パピヨンはフランス語で「蝶」です。蝶が群れ飛んでいるイメージで名付けられたそうです。千葉県の成田市にある、大栄花園で作出されました。
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2009年12月04日

シュウメイギク

シュウメイギク一重小.jpg11月25日朝日新聞掲載

シュウメイギク   キンポウゲ科

 秋に咲く、菊に似た美しい花ですが、キクではなく、アネモネの仲間。基本形は淡紅紫色、八重咲きで、京都北山の貴船に自生しているのが有名です。(だから、キブネギクともいいます)別に、欧州でタイワンシュウメイギクとの交配によって育成されたジャパニーズアネモネといわれる一群があり、一重、八重、あるいは白、桃色など品種があります。花ビラに見えるのは萼。 
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2009年11月29日

ツルリンドウ

ツルリンドウ小.jpg
11月18日朝日新聞掲載


ツルリンドウ   リンドウ科

 日本全国に分布する多年生のつる植物。地面を這ったり、他の植物などに巻きついて立ち上がったりします。8月から10月に花を開き、11月には赤色のかわいい実をつけます。吉備高原の方へ出かけた友人から、頂きました。花の色は淡紫色からほとんど白色で、地味な印象ですが、ちょっとユーニークな形の実がおもしろいですね。
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2009年11月14日

ヤブムラサキ

ヤブムラサキ小.jpg
11月11日朝日新聞掲載

ヤブムラサキ  

 暖地に生育する落葉低木。岡山県では普通に見られます。庭先に植えられるムラサキシキブに比べると、実が小さく、数も少ないのですが、葉が落ちた晩秋には鮮やかな紫がとても印象的。全体に柔らかい毛がびっしりと生えています。さわるとビロードのような感じで、葉に毛がないムラサキシキブとは簡単に見分けが付きます。
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2009年11月13日

受講生作品一覧

10月31日、11月7日と二日間にわたって行われました、岡山理科大学植物園秋の観察会 植物画体験教室の受講生作品がホームページにアップされました。赤い実、青い実、黒い実・・・いろんな実があります。下記のアドレスをクリックしてください。



http://www.ous.ac.jp/garden/sakuhin66.html
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2009年11月05日

岡山理科大学秋の観察会

サルトリイバラ.小jpg.jpg


先週の土曜日は、恒例の岡山理科大学植物園秋の観察会でした。今回は朝日新聞、山陽新聞の両紙に募集の案内が掲載されたおかげで、新規の方がたくさん参加されました。当日は天気もよく、やく1時間の採集でミツバアケビ、ヤブニッケイ、ナナミノキ、ヤブムラサキ、コバノガマズミ、コナラ、ハナミズキ、アオツヅラフジ、ウメモドキ、アラカシ、ミヤコイバラ、ヨウシュヤマゴボウ、クサギ、などなど、たくさんの秋の実を見つけることが出来ました。

少々山道だったので、よい運動にもなりましたが、宝探しの気分で楽しく歩くことが出来ました。今週は続きで彩色をします。どんな作品が出来るか、こうご期待です。

絵は山陽新聞の案内につけられた、サルトリイバラ。
この絵は、木の葉画廊主催の、2010年版「12人の画家によるボタニカルアートカレンダー」の11月に採用されています。
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2009年10月29日

ヨウシュヤマゴボウ

ヨウシュヤマゴボウ.小jpg.jpg10月28日朝日新聞掲載


ヨウシュヤマゴボウ    やまごぼう科

 北米原産の帰化植物。多年草.紅紫色の茎は2mほどになり,秋に紅紫色の果実を付けます.根が太く、ゴボウに似ていることがヤマゴボウの名の由来と言われていますが、根には毒があり、食べられません。

 カラーでお見せできないのが残念なくらい、鮮やかな赤紫です。

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2009年10月23日

シラカシ

シラカシ小.jpg10月21日朝日新聞掲載


シラカシ ぶな科 

 常緑高木。岡山県では、雨量の多い県中部以北に生育しています。和名は材が白い事から。関東地方では普通に生育するカシで、生け垣・防風林として仕立てられることも多いようです。岡山に多いアラカシに比べると、葉も小さく、すんなりした感じがします。
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2009年10月22日

緑化推進フェア植物画体験講習

緑化推進フェア.jpg
緑化推進フェア2.jpg


緑化推進フェア3.jpg
緑化推進4.jpg

10月24日に浦安総合公園西地区で開催される、岡山市緑化推進フェア2009で、植物画の無料体験講習会を開催します。

会場で落ち葉を拾って、スケッチをする予定です。
  1回目  11時〜12時
  2回目  13時〜14時

  定員 各12名 
  対象 小学生以上 
  持ち物  必要なものはすべて準備されています。
  
前もっての申し込みなどは必要ありません。
ご希望の方は当日会場テントに直接おいでください。
      (先着順)

場所はステージ前のテント26番です。
半田山植物画の会で 出ています。
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2009年10月17日

後楽ホテル展示写真

09後楽ホテル1.JPG


09後楽ホテル2.JPG

展示風景です。
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後楽ホテル、展示終わりました。

今回はテレビ出演に連動して、急に展示を決めたので、案内状も十分に準備できなかったのですが、多くの方が見に来てくださって、本当にありがとうございました。
後楽ホテルは大通りから少し入っているので、静かで気持ちのよいホテルです。岡山に在住していると、自分で泊まることはないですが、友人などが来たときには一番に紹介しています。
2階の和風レストラン、魚楽のランチはちょうどよい分量で、切り干し大根の煮付けやひじきがおいしいです。膝が悪くて正座ができないので、掘りごたつ形式の席も助かります。
機会があれば、また展示したいです。

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ホトトギス

ホトトギス小.jpg10月14日朝日新聞掲載


ホトトギス  ゆり科

 山野草として人気の高く、日本原産のものが10種類もあります。名前の由来は花びらの斑点模様が鳥のホトトギスのお腹の模様に似ているから。
属名のTricyrtis(トリルキルティス)は「3つの距」という意味です。花のねもとに3つの距ができるところから付けられました。距(きょ)とは花びらやがくが変化した突起で、主に花の後ろ側にできます 。
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2009年10月10日

シュウカイドウ

シュウカイドウ修正小jpg.jpg10月7日朝日新聞掲載


シュウカイドウ   
 中国原産の多年草。江戸時代に渡来。ベゴニアの仲間は、熱帯から亜熱帯にかけて分布する植物で、寒さには弱いのですが、シュウカイドウだけは例外で、戸外で越冬できます。雄花と雌花があるのですが、上手に育てないと雌花はなかなかつかないそうです。絵では、まだ小さな雌花がひとつだけあります。花びらの下に三角形の付属物がついています。
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2009年10月02日

ニューギニア・インパチェンス

ニューギニア・インパチェンス小.jpg9月24日朝日新聞掲載

ニューギニア・インパチェンス    ツリフネソウ科

別名 アフリカホウセンカ。 
ニューギニアの標高1200〜2000mの高地で発見され、それほど年月は経っていないようですが、品種改良が進み、最近では大量に出回るようになっています。
宿根草ですが、夏の暑さにも、冬の寒さにも弱くて、なかなか年を超すのは難しそうです。以前に、けっこう大きな鉢を冷蔵庫の上で冬を越させたことがあります。少しずつですが花も咲いていました。
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2009年09月26日

後楽ホテル、展示始まりました。

昨日午後より、後楽ホテルでの個展が始まりました。先週のブログで紹介しましたピオーネをはじめとして、彩色画とペン画、20点を展示しています。今回は原画の販売はありませんが、初めての試みとして、額絵を作りました。B4よりも少し小さいサイズの紙に、最新のデジタル印刷で、できるかぎり原画に近い色を再現しました。刷った枚数が少ないので、印刷とはいえそれなりのお値段になってしまったのですが・・・・
1枚800円で販売しています。
額縁は写真用六切りワイドを使うとぴったり収まります。八つ切りだと、上下の余白を少し切り落とすことになります。

ピオーネ、アレキサンドリア、ピエール・ド・ロンサール、ラナンキュラ、センリョウ、ハナトラノオ、グレートタイガー、ゴールドスミスの8種類です。

明日の日曜日も、私は会場にいますので、お近くまでおいでの際はぜひお立ち寄りください。
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2009年09月23日

エゾリンドウ

エゾリンドウ小.jpg 9月16日朝日新聞掲載

エゾリンドウ  リンドウ科


根は竜の胆のように苦いので、漢名の「竜胆(りゅうたん)」から名前が付いたといわれています。漢方薬に用いられます。

万病に効くと言われる竜胆ですが、竜にとっては猛毒になる、という話がマンガの中で出ていました。(私は専用のコミック本箱をオーダーするほどのマンガおたくです)

花屋さんで、切り花で売られているものは、エゾリンドウの栽培ものです。白、ピンク、青紫がありますが、最もポピュラーな青紫のリンドウは切り花ではほとんど開くことはありません。
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