
2月16日朝日新聞掲載
ビワ の花 ばら科
中国、日本原産。
名前の由来は葉の形が楽器の琵琶(びわ)に似ているところから。
花は白くて地味です。近所の庭に植えられていたのですが、長年花に気がつきませんでした。 12月〜1月の寒い時期に花を咲かせて、実がなるのは翌年5月頃。ずいぶんと気の長い話です。
甘いくて美味しいびわですが、タネがほんとに大きくて。子供の頃はどうしてこんなに種が多大きいのかと不満でした。
「桃栗3年、柿8年」ということわざがあるりますが、「ビワは9年でなりかねる」らしいです。でもまあ、「ゆずの大馬鹿18年」よりはましかもしれません。
木は粘り強いので木刀、杖、くし、印材などに使われるそうです。