2011年06月14日

レモンバーム

DSCF0532.JPG

我が家の庭で、ひたすら増え続けるレモンバーム。昨日のサイトで簡単な利用法が紹介されていました。

レモンバーム
レモンバームは安眠ハーブピローにすると肩凝り・不眠に効きます。逆さにつるしてパリパリになったら茶こしパックにつめて枕カバーに入れるだけで、OK。


平均睡眠時間が6時間弱なので、不眠とは無縁(ぎりぎりまで起きているので、横になったら即寝ます)な私ですが、肩こりに効くとなるとうれしい。

日曜日は草刈りして、束ねて吊してみましょう。これくらいならできるかも。
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2011年06月12日

岡山ハーブの会

母を連れて、半田山植物園で開催されている、岡山ハーブの会の展示に行ってきました。(12日まで)
展示室にはハーブのいい香りがいっぱい。

hotlips.jpg

なかでも目を引いたのがこのセージ。チェリーセージの園芸品種で、ホットリップスというそうです。見事な紅白がとてもかわいらしいです。

生の植物だけでなく、ハーブを使った匂い袋やリース、お菓子、お茶などもたくさんありました。日替わりのハーブティーのサービスもあります。今日はハイビスカスとローズヒップ、ローズ・・・なんとか、の3種類のブレンドティー。綺麗な赤紫で、少し酸味があります。雨降りでちょっと寒かったので、熱いお茶がありがたかったです。

そして、お茶請けにでてきたのが ハーブの砂糖がけ。(砂糖漬けではありません)
私はミントの葉とビオラをいただきました。シャリッとした食感と砂糖の甘み、ミントののさわやかな香りで、とてもおいしく思いました。

さっそくネットで作り方を検索してみました。
こちらのサイトで見つけました。
http://otenkinekoya.com/herb/sugar.htm

これなら私にも作れそう。我が家には以前に植えたレモンバームとミント、アップルミントがすでに野生化しています。少しは有効利用できそうです。作り方をコピーしました。

すみれの花の砂糖がけ

作り方


・まず開いて間もない色の綺麗な菫の花を摘みます。
あとあとの作業に便利なので、
花の柄を長く付けたまま摘んでください。

・ざっと洗って花を潰さないように水気をきります。

・はけで卵白を丁寧に花弁の裏と表に塗り付けます。

・砂糖の中に花弁を置き、上からも砂糖をふりかけて
 まんべんなく砂糖をまぶしつけます。

・余分の砂糖をはたき、クッキングシートに乗せて 
 二日ほどよく乾燥させます。

・花弁がかりかりに固まったら出来上がり。    
 
湿気ないよう密封して、冷蔵庫か乾燥剤入りの瓶に
保存します。湿気なければ数カ月くらい持ちます。


使う砂糖

まぶしつける砂糖は、粉砂糖だと可憐な感じ、
グラニュー糖だと豪華な感じになります。
実は粉砂糖は付け過ぎると真っ白になってしまって
折角の菫色が見えなくなってしまうのでなかなか難しい。
グラニュー糖は簡単に出来て、きらきら光って効果的です。

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2011年06月10日

エゴノキ ペン画

エゴノキ小.jpg 6月8日朝日新聞掲載

先日のエゴノキをペン画にしました。ぶら下がったような花の雰囲気を生かすために下から見上げた構図になっています。こういう場合、葉の裏が多くなりますので、表と裏を区別するために裏にはほとんど点を打ちません。
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アジサイ マース

アジサイ・マース.jpg

課題で仕入れてもらったアジサイですが、途中で品種が変わってしまいました。こちらもとても綺麗な覆輪種。紫がかった青です。丸みをおびた飾り花もすごく大きくて、まるでパンジー??

葉っぱのでこぼこについ力が入ってしまって、ちょっとやりすぎ感があります。
まあ、花が大きくて派手だから、このくらいやっても負けないかなあとも思いますが。
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2011年06月07日

神戸植物画会展覧会

2011神戸植物画の会案内状.jpg

今日は神戸、三宮まで、神戸植物画会の展覧会を見に行ってきました。総勢60名、約120点。はがき大の小品から半切の大作まで、それぞれの作者の思いがこもった作品を前にすると、思わず身が引き締まります。ひたすら眺める作者の目が、そこにあるような気がして。

絵の向こうに、実際の花が見えるような気します。眺めて、眺めて、再現する。思ったとおりいかなくて、ため息する。でもまた気を取り直して・・・・・

植物画の中には多くの時間が凝縮されています。展覧会はそれをゆっくり解凍するする場。
静謐で贅沢な時間だと思います。

今日は初日だったので、主催者の小西先生他、旧知の日本植物画倶楽部会員の方達にもお会いすることもできて、楽しい一日でした。

皆さんも、ぜひ足をお運びください。

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2011年06月06日

アジサイ・カミーラ

アジサイ・カミーラ.jpg

2009年のフラワードームで金賞をとった、覆輪のセイヨウアジサイです。
5〜6月の課題。

小さな鉢に6本も花がついているので、朝晩水をやらないとしおれてしまいます。
描きやすそうな花を選んで、1本だけ固定して写真をとりました。
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2011年06月03日

観察会受講生作品

先日の観察会での、受講生作品が自然植物園ホームページにアップされました。

こちらをクリックしてください。
http://okaridai.ous.ac.jp/garden/sakuhin71.html

小さな作品をクリックすると、拡大して表示されます。
今回は、貼り付けた台紙もいっしょに表示されています。

土曜日半日彩色しただけですので、まだ完成していない作品もありますが、ホームページ掲載のためにとりあえずお預かりしました。これから、メール便でお返しする予定です。

きれいな台紙に張り込んだので、そのまま飾ることができます。

次回の予定は10月です。 詳しいお知らせはまた、自然植物園のホームページをご覧ください。受付は先着順ですから、お申し込みはお早めにお願いします。

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2011年06月02日

ヒラドツツジ

ヒラドツツジ.jpg 6月1日朝日新聞掲載

先日のヒラドツツジをペン画にしました。下絵は全く同じものを使っています。ふつうはペン画を先に書いて、それから彩色画にするのですが、今回は観察会のお手本画として使うために、さきに彩色画を仕上げました。

ツツジの葉は、細かい毛がたくさん生えています。でも、絵にするときは描きすぎると真っ黒になってしまうので、パラパラと「毛があるよ」ということがわかる程度に描きます。

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2011年05月31日

車を換えました

長い間、父からもらった白いカローラに乗っていたのですが、先日真っ赤のパッソに乗り換えました。最大の理由は、母の病院送迎。38kgの小柄な母ですが、私自身が膝関節に問題を抱えているので、乗り降りの介助がいまひとつうまくできません。このままでは腰を痛めそうで心配でした。

それでついに、助手席が電動で回転し、車外に下りてくる、福祉車を買いました。使ってみて、本当に便利です。椅子には足置きがあるので、小柄な母もきちんと座れます。(これまでは足下にブロックをおいていました)肘掛けもあるので、立ち上がりも安定します。

以前は、特定の車両以外は改造車になるので、とんでもなく高いものに着いていたのですが、最近ではほとんどの車にオプションでつけられるので、手の届く範囲になりました。

椅子が完全に外に出てしまうので、2台分の駐車スペースを使ってしまいますが、いきつけのスーパーの障害者用のスペースは広めなのでうまく乗り降りできました。まだまだ珍しいのか、周囲の注目を集めてしまったのは少し恥ずかしかったですが。

ということで、お花当番のみなさん、私の車は赤です。
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2011年05月30日

日本カヤツリグサ科植物図譜英文申し込み

日本カヤツリグサ科植物図譜申込用紙_英語-1.doc

英文のチラシができました。来月、リヨンで開催される国際生態学会に持って行きます。今年のテーマは 湿地 なので、きっと多くの参加者に関心を持ってもらえるのではないかと期待しています。

チラシは岡山理科大学の正木さんが作りました。世界中どこからでも、アマゾンで買えるんですね。(始めて知りました) 本の認識番号で検索すると、すぐにアマゾンのページが開かれます。そして、英文で書かれた海外発送の申し込みページを開いて、注文することができるわけです。
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2011年05月29日

観察会終了しました

あいにくの雨でしたが、27名が出席。
今回は白い花が多かったので、花の彩色はとてもスピーディでした。

基本的に、白は紙の色、つまり何も塗りません。
影になっている部分だけに、うっすらとグレーを塗っていきます。

エゴノキのように、花びらが薄いものは プルシャンブルー+黒
ノイバラのように花びらに厚みがあるものは プルシャンブルー+黒+イエローオーカーで塗ります。

光の当たった部分は白=紙の色 なので、いかに塗らないか、が肝心です。

でも、バックも白なので、花がぼやけてしまいませんか? という素朴な疑問。

確かに、白い花は目立ちません。ぼやけてしまわないためには、
1. 鉛筆の輪郭線を濃いめに描く
2. 花の後ろに葉がくるように構図を工夫する

この2点が大切です。私は、ペンのつもりで鉛筆を使います。0.3mm(H)のシャープペンシルを使っています。

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2011年05月28日

エゴノキ

エゴノキ彩色.jpg

エゴノキ

北海道・本州・四国・九州、琉球・朝鮮・中国に分布する落葉の小高木。
清楚な花のため、庭木に使われることが多くなりました。理大21号館の前に植えられています。木の下、ちょうど木陰になるところにベンチがあって、学生がよくおしゃべりをしたり、煙草を吸ったりしています。

有毒物質サポニンを含んでいて、その味が「えぐい」ので、エゴノキと名前がついたといいます。岡山県の県北では、「ちない」と呼んでいるそうです。

花が下向きに、ぶら下がるように咲くので、花を中心に構図を取ると葉がみんな裏向きになってしまいます。少々苦し紛れですが、真横から見て、多少は葉の表が見えるようにしました。
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2011年05月27日

セイヨウイワナンテン

セイヨウイワナンテン.jpg

イワナンテンは日本原産の庭園樹ですが、よく見られるのは外来のセイヨウイワナンテン。斑入り品種の代表「レインボウ」は、葉に黄白、紅などの不規則な斑が入る美しいものです。理大東門、玄関に植えられています。花は壺形、白色で、長さ8cm程度の総状花序。

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2011年05月26日

ヒメコバンソウ

ヒメコバンソウ.jpg5月25日朝日新聞掲載

ヒメコバンソウ  いね科

ヨーロッパ原産の帰化植物。日本各地に分布している一年草。大学東門水路わきの土手にたくさん生えていました。
和名の由来は小さなコバンソウ。穂の形が三角形のおむすび状で、なんともかわいらしく、鉢に植えや庭のグランドカバーに利用されています。でも、一度植えるとどんどん増えてしまうので、要注意だと、実際植えていらっしゃる方がいってました。
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ヒメコバンソウ

ヒメコバンソウ.jpg5月25日朝日新聞掲載

ヒメコバンソウ  いね科

ヨーロッパ原産の帰化植物。日本各地に分布している一年草。大学東門水路わきの土手にたくさん生えていました。
和名の由来は小さなコバンソウ。穂の形が三角形のおむすび状で、なんともかわいらしく、鉢に植えや庭のグランドカバーに利用されています。でも、一度植えるとどんどん増えてしまうので、要注意だと、実際植えていらっしゃる方がいってました。
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ヒラドツツジ

ヒラドツツジ彩色.jpg

沖縄産のケラマツツジ、本土の自生種モチツツジ、キシツツジの自然交配種。樹高1b〜3bにもなるそうですが、21号館玄関で毎年剪定され、高さは50aくらいです。葉には毛が生えています。雄シベ10個。花色は多く、白色、桃色、紅色、赤色、朱色、紫色などがあります。

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2011年05月24日

ノイバラ

ノイバラ彩色.jpg

 ノイバラは北海道西南部から九州、朝鮮半島に分布する落葉の低木。原野や河原などのやや水分条件が良く、日当たりの良い場所に生育。半ツル性。

大学構内の法面に生えています。特に植えたというわけでもなさそうです。
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2011年05月23日

ヒルザキツキミソウ

ヒルザキツキミソウ彩色.jpg

ヒルザキツキミソウ

 北米南部原産の多年草。法面の緑化用、ワイルドフラワー吹きつけとして使われて、いつの間にか学内のいたるところに自生しています。花色は白から薄いピンク色。マツヨイグサの仲間は夕方から花開き、夜間に蛾などによって花粉を媒介していますが、ヒルザキツキミソウは名前のごとく、昼間も花が開いています。

 水あげも良くて、初心者の画材にぴったり、と思っていたのですが、今回は画材に使えなくて残念でした。
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2011年05月22日

春の観察会

2011春の観察会.jpg

2011春の観察会2.jpg

本日は岡山理科大学自然植物園春の観察会でした。参加者は30名。

始めに学内を散策して植物採集をしました。残念なことに、昨日草刈りが入って、法面の草本類が刈り取られてしまっていましたが、下見の時にはまだつぼみだった ヤマボウシ がきれいに開いていました。 他にもクサイチゴの実 や ノアザミ、シャリンバイなど。

資料として準備した下絵見本ですが、ヒルザキツキミソウは草刈りされて採集することができませんでした。

20分ほど散策して実験室に帰り、オアシスにモデルを固定してスケッチ開始。今回は時間的にゆとりがあったので、2〜3のモチーフに挑戦する人もありました。

次回は彩色です。
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2011年05月20日

アイリス

アイリス小.jpg5月18日朝日新聞掲載

アイリス  アヤメ属(あやめぞく、学名:Iris )

アヤメ科の属の一つ。学名 イリスを英語読みすると アイリス になります。
これも切り花で1輪だけ頂いたのですが、品種名を聞き忘れました。

1輪では寂しいので、同じ花を角度を変えて描いてみました。

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