さて、長年主人の本棚から読みかじりしている植物学ですが、今回矢野君の本を読んでいてへえーと思ったことをいくつかあげてみたいと思います。
そのいち 絶滅危惧種で、寄島で活発に保存活動が進められている アツケシソウ が外国では野菜として食べられていること。 そんなばかな、と思って調べてみたら、実際食べている人の話がぞくぞくと出てきました。
パリに住む料理研究家の 塩田ノア さんのブログでは、こんなふうにふつうに料理してます。
以下、塩田さんのブログから引用

スズキのグリルとアツケシソウ・トマトのバター炒め
この間からfacebookでも、またブログの読者の方からも「サリコルヌ=アツケシソウ」に興味を持っていただいているようで、ウレシイです。
好奇心の強いわたしは「何でも食べてみる」のですが、「食わず嫌い」の知り合いも多くて、珍しいモノの話をしても反応がナイことも多いのでね。
先日生の状態&オリーブオイルとレモン汁で和えたのをご紹介しました。で、きょうのはトマト(湯むきして大きめに刻んだ)とバター炒め。
サリコルヌは別名「海のインゲン」と呼ばれるそうなので、そしてバターを多く使うブルターニュ地方で出来るので、ならばバターでさっと炒めてみようという発想です。サリコルヌは塩辛い植物(繰り返しますが、塩漬けではないので、水に漬けておいても塩抜きはできない)ので、無塩バター、そして味付けは少量のコショーだけ。
トマトの甘酸っぱさがサリコルヌの塩味とマッチして「うんま〜い!」夫もすごく気に入ったみたいです。
日本のみなさんもアツケシソウの名前ではけっこうご存知の様子→なんとか若芽を手に入れて試して欲しいです。インターネットで調べたらミネラル豊富で健康にも良さそうよ
posted by 西本眞理子 at 22:44
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