2011年06月02日

ヒラドツツジ

ヒラドツツジ.jpg 6月1日朝日新聞掲載

先日のヒラドツツジをペン画にしました。下絵は全く同じものを使っています。ふつうはペン画を先に書いて、それから彩色画にするのですが、今回は観察会のお手本画として使うために、さきに彩色画を仕上げました。

ツツジの葉は、細かい毛がたくさん生えています。でも、絵にするときは描きすぎると真っ黒になってしまうので、パラパラと「毛があるよ」ということがわかる程度に描きます。

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2011年05月31日

車を換えました

長い間、父からもらった白いカローラに乗っていたのですが、先日真っ赤のパッソに乗り換えました。最大の理由は、母の病院送迎。38kgの小柄な母ですが、私自身が膝関節に問題を抱えているので、乗り降りの介助がいまひとつうまくできません。このままでは腰を痛めそうで心配でした。

それでついに、助手席が電動で回転し、車外に下りてくる、福祉車を買いました。使ってみて、本当に便利です。椅子には足置きがあるので、小柄な母もきちんと座れます。(これまでは足下にブロックをおいていました)肘掛けもあるので、立ち上がりも安定します。

以前は、特定の車両以外は改造車になるので、とんでもなく高いものに着いていたのですが、最近ではほとんどの車にオプションでつけられるので、手の届く範囲になりました。

椅子が完全に外に出てしまうので、2台分の駐車スペースを使ってしまいますが、いきつけのスーパーの障害者用のスペースは広めなのでうまく乗り降りできました。まだまだ珍しいのか、周囲の注目を集めてしまったのは少し恥ずかしかったですが。

ということで、お花当番のみなさん、私の車は赤です。
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2011年05月30日

日本カヤツリグサ科植物図譜英文申し込み

日本カヤツリグサ科植物図譜申込用紙_英語-1.doc

英文のチラシができました。来月、リヨンで開催される国際生態学会に持って行きます。今年のテーマは 湿地 なので、きっと多くの参加者に関心を持ってもらえるのではないかと期待しています。

チラシは岡山理科大学の正木さんが作りました。世界中どこからでも、アマゾンで買えるんですね。(始めて知りました) 本の認識番号で検索すると、すぐにアマゾンのページが開かれます。そして、英文で書かれた海外発送の申し込みページを開いて、注文することができるわけです。
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2011年05月29日

観察会終了しました

あいにくの雨でしたが、27名が出席。
今回は白い花が多かったので、花の彩色はとてもスピーディでした。

基本的に、白は紙の色、つまり何も塗りません。
影になっている部分だけに、うっすらとグレーを塗っていきます。

エゴノキのように、花びらが薄いものは プルシャンブルー+黒
ノイバラのように花びらに厚みがあるものは プルシャンブルー+黒+イエローオーカーで塗ります。

光の当たった部分は白=紙の色 なので、いかに塗らないか、が肝心です。

でも、バックも白なので、花がぼやけてしまいませんか? という素朴な疑問。

確かに、白い花は目立ちません。ぼやけてしまわないためには、
1. 鉛筆の輪郭線を濃いめに描く
2. 花の後ろに葉がくるように構図を工夫する

この2点が大切です。私は、ペンのつもりで鉛筆を使います。0.3mm(H)のシャープペンシルを使っています。

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2011年05月28日

エゴノキ

エゴノキ彩色.jpg

エゴノキ

北海道・本州・四国・九州、琉球・朝鮮・中国に分布する落葉の小高木。
清楚な花のため、庭木に使われることが多くなりました。理大21号館の前に植えられています。木の下、ちょうど木陰になるところにベンチがあって、学生がよくおしゃべりをしたり、煙草を吸ったりしています。

有毒物質サポニンを含んでいて、その味が「えぐい」ので、エゴノキと名前がついたといいます。岡山県の県北では、「ちない」と呼んでいるそうです。

花が下向きに、ぶら下がるように咲くので、花を中心に構図を取ると葉がみんな裏向きになってしまいます。少々苦し紛れですが、真横から見て、多少は葉の表が見えるようにしました。
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2011年05月27日

セイヨウイワナンテン

セイヨウイワナンテン.jpg

イワナンテンは日本原産の庭園樹ですが、よく見られるのは外来のセイヨウイワナンテン。斑入り品種の代表「レインボウ」は、葉に黄白、紅などの不規則な斑が入る美しいものです。理大東門、玄関に植えられています。花は壺形、白色で、長さ8cm程度の総状花序。

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2011年05月26日

ヒメコバンソウ

ヒメコバンソウ.jpg5月25日朝日新聞掲載

ヒメコバンソウ  いね科

ヨーロッパ原産の帰化植物。日本各地に分布している一年草。大学東門水路わきの土手にたくさん生えていました。
和名の由来は小さなコバンソウ。穂の形が三角形のおむすび状で、なんともかわいらしく、鉢に植えや庭のグランドカバーに利用されています。でも、一度植えるとどんどん増えてしまうので、要注意だと、実際植えていらっしゃる方がいってました。
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ヒメコバンソウ

ヒメコバンソウ.jpg5月25日朝日新聞掲載

ヒメコバンソウ  いね科

ヨーロッパ原産の帰化植物。日本各地に分布している一年草。大学東門水路わきの土手にたくさん生えていました。
和名の由来は小さなコバンソウ。穂の形が三角形のおむすび状で、なんともかわいらしく、鉢に植えや庭のグランドカバーに利用されています。でも、一度植えるとどんどん増えてしまうので、要注意だと、実際植えていらっしゃる方がいってました。
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ヒラドツツジ

ヒラドツツジ彩色.jpg

沖縄産のケラマツツジ、本土の自生種モチツツジ、キシツツジの自然交配種。樹高1b〜3bにもなるそうですが、21号館玄関で毎年剪定され、高さは50aくらいです。葉には毛が生えています。雄シベ10個。花色は多く、白色、桃色、紅色、赤色、朱色、紫色などがあります。

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2011年05月24日

ノイバラ

ノイバラ彩色.jpg

 ノイバラは北海道西南部から九州、朝鮮半島に分布する落葉の低木。原野や河原などのやや水分条件が良く、日当たりの良い場所に生育。半ツル性。

大学構内の法面に生えています。特に植えたというわけでもなさそうです。
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2011年05月23日

ヒルザキツキミソウ

ヒルザキツキミソウ彩色.jpg

ヒルザキツキミソウ

 北米南部原産の多年草。法面の緑化用、ワイルドフラワー吹きつけとして使われて、いつの間にか学内のいたるところに自生しています。花色は白から薄いピンク色。マツヨイグサの仲間は夕方から花開き、夜間に蛾などによって花粉を媒介していますが、ヒルザキツキミソウは名前のごとく、昼間も花が開いています。

 水あげも良くて、初心者の画材にぴったり、と思っていたのですが、今回は画材に使えなくて残念でした。
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2011年05月22日

春の観察会

2011春の観察会.jpg

2011春の観察会2.jpg

本日は岡山理科大学自然植物園春の観察会でした。参加者は30名。

始めに学内を散策して植物採集をしました。残念なことに、昨日草刈りが入って、法面の草本類が刈り取られてしまっていましたが、下見の時にはまだつぼみだった ヤマボウシ がきれいに開いていました。 他にもクサイチゴの実 や ノアザミ、シャリンバイなど。

資料として準備した下絵見本ですが、ヒルザキツキミソウは草刈りされて採集することができませんでした。

20分ほど散策して実験室に帰り、オアシスにモデルを固定してスケッチ開始。今回は時間的にゆとりがあったので、2〜3のモチーフに挑戦する人もありました。

次回は彩色です。
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2011年05月20日

アイリス

アイリス小.jpg5月18日朝日新聞掲載

アイリス  アヤメ属(あやめぞく、学名:Iris )

アヤメ科の属の一つ。学名 イリスを英語読みすると アイリス になります。
これも切り花で1輪だけ頂いたのですが、品種名を聞き忘れました。

1輪では寂しいので、同じ花を角度を変えて描いてみました。

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2011年05月18日

観察会下見

今日は、今週の土曜日に理科大で行われる、観察会の下見をしました。当日のお世話をしてくださる植物園の職員の方3名と、大学構内を物色。絵になる花を探して歩きました。

まずは21号館前。エゴノキの白い花が5分咲き。ベンチ脇の法面には、花壇から逃げ出した?昼咲き月見草。たぶん法面の吹きつけの中にはいっていたアカバナユウゲショウ、最近勢力を伸ばしているフウロソウが咲いています。

東門のほうに降りていくと、シロツメクサとツツジ。7号館のほうにはスイカズラ、ノアザミ、シャガ、イモカタバミなどがありました。カタバミはとてもかわいらしいのですが、折り取ると花が閉じてしまいます。開いた状態を保つためには根からほりあげなくてはなりません。面倒くさいのでパス。

門の近くの法面でノイバラが5分咲き。これは今回のメインになるかもと、心が躍ります。小さなとげがびっしり生えているので、取り扱いは要注意。

地味なところではイネの仲間のヒメコバンソウやカモガヤ。ちょうど花が満開で、「綺麗ね〜」と思わず顔がほころんだら、「それが綺麗と思えるようになったら、やばくない??」と突っ込みが入りました。ながらくカヤツリグサばかり見てましたからねぇ。

他にも何種類か、名前を検索中の植物も。今回はいろいろな花が描けそうです。



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2011年05月16日

ボタン彩色1

ボタン彩色1.jpg

ペン画から彩色画に移りました。実際ボタンの花が綺麗に咲いているのは2日が限界です。下書きをしたところで花が散ってしまったので、色は写真を見ながら塗っています。

とりあえず、花は8割り方できました。
葉は、下塗り状態です。
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2011年05月14日

ボタン

ボタン小.jpg
5月11日 朝日新聞掲載


ボタン(牡丹) ボタン科の落葉小低木。

ボタンの別名 「富貴草」「富貴花」「百花王」「花王」「花神」「花中の王」「百花の王」「天香国色」 「深見草」「二十日草(廿日草)」「忘れ草」「鎧草」「ぼうたん」「ぼうたんぐさ」・・・まだまだあります。

 個人的には、「立てば芍薬、座れば牡丹、歩く姿は百合の花」と絶世の美人の形容詞を思い出します。とにかく「見事」の一言につきる花ではあります。
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2011年05月11日

ジオウ 彩色画

ジオウ彩色画.jpg

花にも茎にも、白い毛がいっぱい生えています。白っぽい感じを出したかったので、マスキングゴムを使ってみました。

ろうけつ染めのゴム版です。白い液状のゴムで毛を描いておいて、上から花の色を塗ると、ゴムを塗った部分は白くなります。ゴムが粘るので、余り細かい作業はできません。
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ジオウ

ジオウ.jpg

ジオウは薬草です。製薬会社のエーザイのサイトによると、

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 ジオウ(地黄)はゴマノハグサ科の多年草アカヤジオウあるいはカイケイジオウの根から作られるもので、干した「乾地黄」、酒蒸しした「熟地黄」などがあり、加工の仕方によって効果に差があると言われております。

 滋養強壮というと何となく健康にいい感じですが、本来「滋養」は栄養を体に取り込んで行き渡らせる、「強壮」は体を元気にするという意味です。ジオウは、血液を増す作用や血流の改善が期待されており、まさに滋養はジオウの効果に当てはまりそうですね。

 漢方では原料に加工を施すことを修治と呼び、重要なプロセスになっています。たとえば毒性が強いことで知られるブシでは、毒性を軽減するために加圧加温した「加工ブシ」が使われます。ジオウの主成分は糖類で、この修治により糖類が加水分解を起こし成分が変化しているという研究があります。

 現在、ジオウは原料の多くを輸入に頼っていますが、古くは近畿を中心に栽培されており、奈良県橿原市には「地黄町」という地名が残っています。今では地黄町でのジオウ栽培は行われていないのですが、地元で保存の取組みがあり、当館の薬用植物園もお手伝いしています。

 ジオウを含む処方として「八味地黄丸」が知られています。「八味」は八種類が配合された、ジオウが主薬の丸剤という意味ですが、現在ではエキスなどの形で服用されることが多く、強壮に用いられているようです。
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写真のジオウは北京周辺で栽培されている品種で、ペキンジオウと呼ばれているそうです。
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2011年05月09日

パンダカンアオイ 彩色

パンダカンアオイ彩色.jpg

どんな構図で描くか、しばし悩んだのですが、図鑑を参考に二つの花をくっつけてみました。
ボアのような、もこもこの白い花は、少しだけ影をつけて、ほとんど紙の色そのままです。

後ろ姿も魅力的です。
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2011年05月06日

パンダカンアオイ

パンダカンアオイ.JPG

パンダカンアオイ(パンダ寒葵)
ウマノスズクサ科 フタバアオイ(アサルム)属
Asarum maximum
中国の中部、湖北省から四川省に分布する常緑の多年草。林内の腐植土に生える。葉は広卵形から狭卵形で、基部は深い心形。長い葉柄がつく。また、くすんだ緑色の中に白い斑紋が混じることがある。

教室の生徒さんから、珍しいカンアオイをいただきました。和名は、花のイメージが、「パンダ」のようだからとのこと。確かに、白と黒に近い紫がパンダを思い出させます。
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