2011年05月20日

アイリス

アイリス小.jpg5月18日朝日新聞掲載

アイリス  アヤメ属(あやめぞく、学名:Iris )

アヤメ科の属の一つ。学名 イリスを英語読みすると アイリス になります。
これも切り花で1輪だけ頂いたのですが、品種名を聞き忘れました。

1輪では寂しいので、同じ花を角度を変えて描いてみました。

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2011年05月18日

観察会下見

今日は、今週の土曜日に理科大で行われる、観察会の下見をしました。当日のお世話をしてくださる植物園の職員の方3名と、大学構内を物色。絵になる花を探して歩きました。

まずは21号館前。エゴノキの白い花が5分咲き。ベンチ脇の法面には、花壇から逃げ出した?昼咲き月見草。たぶん法面の吹きつけの中にはいっていたアカバナユウゲショウ、最近勢力を伸ばしているフウロソウが咲いています。

東門のほうに降りていくと、シロツメクサとツツジ。7号館のほうにはスイカズラ、ノアザミ、シャガ、イモカタバミなどがありました。カタバミはとてもかわいらしいのですが、折り取ると花が閉じてしまいます。開いた状態を保つためには根からほりあげなくてはなりません。面倒くさいのでパス。

門の近くの法面でノイバラが5分咲き。これは今回のメインになるかもと、心が躍ります。小さなとげがびっしり生えているので、取り扱いは要注意。

地味なところではイネの仲間のヒメコバンソウやカモガヤ。ちょうど花が満開で、「綺麗ね〜」と思わず顔がほころんだら、「それが綺麗と思えるようになったら、やばくない??」と突っ込みが入りました。ながらくカヤツリグサばかり見てましたからねぇ。

他にも何種類か、名前を検索中の植物も。今回はいろいろな花が描けそうです。



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2011年05月16日

ボタン彩色1

ボタン彩色1.jpg

ペン画から彩色画に移りました。実際ボタンの花が綺麗に咲いているのは2日が限界です。下書きをしたところで花が散ってしまったので、色は写真を見ながら塗っています。

とりあえず、花は8割り方できました。
葉は、下塗り状態です。
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2011年05月14日

ボタン

ボタン小.jpg
5月11日 朝日新聞掲載


ボタン(牡丹) ボタン科の落葉小低木。

ボタンの別名 「富貴草」「富貴花」「百花王」「花王」「花神」「花中の王」「百花の王」「天香国色」 「深見草」「二十日草(廿日草)」「忘れ草」「鎧草」「ぼうたん」「ぼうたんぐさ」・・・まだまだあります。

 個人的には、「立てば芍薬、座れば牡丹、歩く姿は百合の花」と絶世の美人の形容詞を思い出します。とにかく「見事」の一言につきる花ではあります。
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2011年05月11日

ジオウ 彩色画

ジオウ彩色画.jpg

花にも茎にも、白い毛がいっぱい生えています。白っぽい感じを出したかったので、マスキングゴムを使ってみました。

ろうけつ染めのゴム版です。白い液状のゴムで毛を描いておいて、上から花の色を塗ると、ゴムを塗った部分は白くなります。ゴムが粘るので、余り細かい作業はできません。
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ジオウ

ジオウ.jpg

ジオウは薬草です。製薬会社のエーザイのサイトによると、

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 ジオウ(地黄)はゴマノハグサ科の多年草アカヤジオウあるいはカイケイジオウの根から作られるもので、干した「乾地黄」、酒蒸しした「熟地黄」などがあり、加工の仕方によって効果に差があると言われております。

 滋養強壮というと何となく健康にいい感じですが、本来「滋養」は栄養を体に取り込んで行き渡らせる、「強壮」は体を元気にするという意味です。ジオウは、血液を増す作用や血流の改善が期待されており、まさに滋養はジオウの効果に当てはまりそうですね。

 漢方では原料に加工を施すことを修治と呼び、重要なプロセスになっています。たとえば毒性が強いことで知られるブシでは、毒性を軽減するために加圧加温した「加工ブシ」が使われます。ジオウの主成分は糖類で、この修治により糖類が加水分解を起こし成分が変化しているという研究があります。

 現在、ジオウは原料の多くを輸入に頼っていますが、古くは近畿を中心に栽培されており、奈良県橿原市には「地黄町」という地名が残っています。今では地黄町でのジオウ栽培は行われていないのですが、地元で保存の取組みがあり、当館の薬用植物園もお手伝いしています。

 ジオウを含む処方として「八味地黄丸」が知られています。「八味」は八種類が配合された、ジオウが主薬の丸剤という意味ですが、現在ではエキスなどの形で服用されることが多く、強壮に用いられているようです。
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写真のジオウは北京周辺で栽培されている品種で、ペキンジオウと呼ばれているそうです。
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2011年05月09日

パンダカンアオイ 彩色

パンダカンアオイ彩色.jpg

どんな構図で描くか、しばし悩んだのですが、図鑑を参考に二つの花をくっつけてみました。
ボアのような、もこもこの白い花は、少しだけ影をつけて、ほとんど紙の色そのままです。

後ろ姿も魅力的です。
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2011年05月06日

パンダカンアオイ

パンダカンアオイ.JPG

パンダカンアオイ(パンダ寒葵)
ウマノスズクサ科 フタバアオイ(アサルム)属
Asarum maximum
中国の中部、湖北省から四川省に分布する常緑の多年草。林内の腐植土に生える。葉は広卵形から狭卵形で、基部は深い心形。長い葉柄がつく。また、くすんだ緑色の中に白い斑紋が混じることがある。

教室の生徒さんから、珍しいカンアオイをいただきました。和名は、花のイメージが、「パンダ」のようだからとのこと。確かに、白と黒に近い紫がパンダを思い出させます。
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2011年05月04日

デンドロビウム・カザック 彩色

デンドロビウム・カザック.jpg

ペン画を少し拡大して、彩色画にしました。花びらの先だけが赤くなっています。たっぷりと絵の具をのせて、水筆でぼかしています。

買ったときにすでに満開状態で、つぼみが描けなかったのは残念ですが、小さくても華やかな絵になりました。
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2011年04月28日

日本植物画倶楽部

日本植物画倶楽部のギャラリーに、ササノハスゲがアップされています。

http://www.art-hana.com/
こちらにアクセスしてください。

日本植物画倶楽部は、たぶん日本で最初にできた、最も大きな植物画愛好家集団です。
入会したのは20年前。まだ西宮に住んでいたころで、まだできたてほやほやの組織でした。

毎年倶楽部展を 東京、神戸、高知、山口 などで巡回します。
全国から作品の集まる素晴らしい展示会です。

ホームページには様々な情報も載せられていますから、是非一度ごらんになってください。


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デンドロビウム・カザック ペン画

デンドロビウム・カザック小.jpg4月27日 朝日新聞掲載

手前の一本だけを描きました。葉が少なかったので、何枚か追加しました。
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デンドロビウム・カザック

デンドロビウム・カザック写真.jpg

おなじみのデンドロビウム。弁先にピンクが入り、花付きのよい品種です。
杉山洋ラン園選抜品種の スプリングポエジー 「カザック」 。
よく育って、大きな株になるということですが、毎年鉢植えを買っては冬になると枯らしてしまっているのでなんともいえません。

唇弁に薄いグリーンが入って、涼しげです。

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2011年04月26日

氷室雪月花彩色

氷室雪月花彩色.jpg

彩色画です。独特の吹き絞りは、下地をカーマイン+黒で薄く明暗をつけておいた上に、穂先を切り落として刷り込み刷毛のように加工した筆で全体に吹き付けたように塗り、その後絞りの模様を細い筆で描き込みました。

色はほぼカーマインのみでつけています。
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2011年04月24日

氷室雪月花

氷室雪月花.jpg

三井不動産の元副社長である氷室 捷爾(しょうじ)さん・花子さん夫妻の庭園が、茅ヶ崎市へ寄贈、平成3年10月に開園した茅ヶ崎の氷室椿園。
広さ約2,800平方メートルの和風庭園には、椿や松、バラなど1,300本におよぶ庭木類が植えられています。なかでも椿は約250種類あり、氷室氏が作出した「氷室雪月花」は、白や淡桃色の地に紅色の絞りが入った美しい品種です。

こちらも一枝いただきました。きれいに開きました。
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2011年04月23日

ニオイツバキ・彩色

ニオイツバキ彩色.jpg

サザンカ系ということでしたが、落ちるときはツバキらしく、花がまるごと落ちました。

花の影をごくごく薄い カーマイン+黒 でつけた後、薄いカーマインで脈を描き込んでいます。 白い花はとにかく「塗らないこと」が基本です。 
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2011年04月22日

ニオイツバキ

ニオイツバキ.jpg

ニオイツバキという、珍しいツバキを一枝いただきました。
ウィキペディアによると、

匂いのイメージのあまりないツバキ・サザンカの中で南西諸島原産のヒメサザンカ(Camellia lutchuensis)には香りが有るが、小輪であるため、他の種類と交配して新品種作りが進められている。現在入手可能な品種は、横浜の村田氏が作出した、港シリーズ(港の曙、港の春、港の桜)八王子の桐野秋豊氏が作出した高尾の香りなどがある。ツバキは赤が主体で、色が派手なので、鳥や虫を呼び寄せるために香りがある必要がないので、香りがないのだという説がある。但しヤブツバキやユキツバキ系統にも香りをもつ個体もある(水吉など)。

強くはないですが、甘い、やさしいにおいがします。
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2011年04月19日

岡山理科大学自然植物園 植物画体験教室

毎年春・秋 の2回、恒例の植物画体験教室のお知らせです。
山を歩いて植物採集、スケッチを楽しみましょう。
今年から時間が長くなっていますが、これは講師である私が部屋にいる時間です。
採集とスケッチのポイントなどの共同作業は1時間半くらいです。残りの時間は、各人マイペースで、ゆっくり教室で描かれても、帰っておうちで描かれても自由です。

筆や絵の具など、必要な道具はほとんど準備されています。お気軽にご参加ください!!



平成23年度 岡山理科大学自然植物園主催

「第71回自然観察会:春の植物画教室」

(岡山県生涯学習大学 連携講座)

〜スケッチから始める植物画〜

 

眺めているだけでは寡黙な自然の草花も、描くことを通してさまざまなことを語ってくれます。絵の上手下手は問いません。植物と親しくつきあいたい方、お待ちしています。

日  時 春の植物画教室1 5月21日(土) 13:00〜17:00

     春の植物画教室2 5月28日(土) 13:00〜17:00

     ※2回続けての講座です。

内  容 スケッチから彩色(透明水彩絵の具)まで。

講  師 西本 眞理子(日本植物画倶楽部会員) ブログ「花の絵日記」http://blog.hananoe.net/

場  所 岡山理科大学第21号館4階生物学実験室 場所はこちらを参照して下さい。(PDF)

対  象 一般及び本学の教職員、学生

定  員 30名(先着順)

受付開始 4月18日(月)から、平日の9:00〜17:00の間でお願いします。

申込締切 5月19日(木)まで。

実  費 500円×2回

準 備 物 鉛筆B、Hの各1本、消しゴム、ティッシュペーパー

そ の 他 雨天決行です。また、完成した絵は、植物園のホームページに掲載したいと思います。

アクセス 下記の公共交通機関をご利用下さい。

     岡山駅発(岡電バス)

      @江道線 
       岡山駅3番のりば発11:40→天満屋2番のりば経由11:48→理大東門着12:10

      A岡山理科大学線 
       岡山駅西口広場発12:07→岡山理科大学(正門)着12:27

申 込 先 〒700-0005 岡山市北区理大町1−1

岡山理科大学自然植物園

TEL&FAX:086−256−8462

     担当 松尾
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2011年04月17日

ヒトリシズカ ペン画

ヒトリシズカ小.jpg 4月21日 朝日新聞掲載予定

ヒトリシズカ ペン画

花穂の部分と、花を1つ、拡大してみました。
花の拡大には、実体顕微鏡を使っています。ニコンのポータブルサイズ。本来は野外で使用します。一昔前の一眼レフカメラくらいの大きさで、首からぶら下げて使うものですが、もちろん私は机の上において使っています。

雌しべの腹からにょきっと出ている雄しべの軸が白い糸のように見えます。
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2011年04月16日

ヒトリシズカ 花の拡大

ヒトリシズカ・花拡大.jpg

ヒトリシズカ の花は、とっくり型をしためしべの腹に、白い雄しべが3本ついています。花粉の入ったやくは、おしべの先ではなく、白い軸の下の方にくっついています。写真では、あまりわかりませんね。

こういう花を見ると、ひとくくりに「花」というイメージが、イメージでしかないことを痛感します。雌しべと雄しべだけのシンプルな形です。
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2011年04月15日

ヒトリシズカ

ヒトリシズカ.jpg

別名:ヨシノシズカ(吉野静)

「静」は静御前のことで,花のように見える白い雄しべの軸(花子)が踊っている静御前のように見えるから名付けられたそうです。そして花穂が 1 本であることから一人静です。(フタリシズカという植物もあります)

以前に陰陽師という映画を見ましたが、そのとき安倍晴明役の野村萬斎が踊るシーンがとてもとても美しかったのを思い出しました。大きな衣装の袖がひらひらと、本当に蝶のように舞って、さすがに能役者! と感心したものです。

そう思ってヒトリシズカを見ると、白い袖の動きがスローモーションで捉えられているようで、優雅な白拍子の舞を連想しますね。

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