西本眞理子　花の絵日記

ヤマアジサイの点描がを始めました。
輪郭を何色でとるか、しばし悩んだのですが、水色のアクアブルーを中心に、飾り花の奥にチラホラ見える本当の花をより青みの強い、ペールブルーで描いてみました。

ここからは、色鉛筆で薄く色づけしていきます。

暑さにかまけてぐだぐだぐだしているうちに、花の色がすっかり変わってしまいまして・・・
最初にとった写真を見ながら色を塗っています。

実際にはもっと紫に近くなっています。

雨がやんだと思ったら、突然に暑くなって、まだ6月なのに30度を超える気温にバテ気味です。

今月の課題のアジサイですが、予備に買ったヤマアジサイ系です。薄い水色がはかなげで、アジサイらしいあじさいです。
以前に描いたヤマアジサイに比べると、飾り花がすごく多くて、スケッチするのも大変でした。

アジサイがとても好きです。教室の花はアソートで注文することが多いので、入荷するまでどんな花が来るのかわかりません。今回は5種類くらい、入るようです。
そのなかから、今回書き始めたのは　まるっこい萼がかわいい、オランダ産のメドウ。きれいに色づいたら、秋色になるはずです。

色が変わり始めた若い花を手前に、後ろの花は赤一色になったものを描く予定です。葉っぱは、鼻の下の一枚だけ、ほぼほぼ完成です。それ以外は下塗りの状態です。

31日土曜日に、子ども図書館ほたるでの展示が終了しました。
自宅からは車で5分の距離ですが、これまで通り過ぎるばかりでした。今回の展示に際して、準備期間から含めると、たぶん二桁で訪れたと思います。
ほんとに、素敵な空間です。たくさんの方が見に来てくださって、とてもうれしかったです。
差し入れをくださった方、作業のお手伝いをしてくださった方、本当にありがとうございました。

半月間にわたって開かれていた、子ども図書館ほたるでの展示も、あと金・土の二日間になりました。
たくさんの方が見に来てくださって、本当にうれしいです。

教室もありますので、毎日図書館に滞在することも出来ませんでしたが、留守中に来てくださった方がたにもお礼申し上げます。
あと二日ありますので、まだの方はぜひおいでください。土曜日は搬出ですので、15時までになっています。お間違えのないよう、お願いします。

今回取り上げたバラはブルームーン。作出は1964年。半世紀以上の歴史を持つ、初期の紫のバラの代表です。切り花でいただきました。
どんどん開いていく花をテープで縛ってスケッチしました。　ブルーというには、正直薄紫です。花言葉は「けっしてあり得ないこと」「幸せの瞬間」だそうです。

いつもお世話になっている、ローズガーデンの藤原さんから、バラが届きました。

とてもいい匂いがします。

一気に会場が華やぎました。

別名チェリーセージ
わい性で背が低く、花も大きい新しい品種です。

花色も豊富で、白、ピンク、赤、紫、複色・・・といろいろあります。

まだ完成ではありませんが、大体色が塗れたのでアップします。

こちらも頂き物のバラ。花は小さくて、ノイバラのような感じです。
中心の部分が白くて、端に行くほど色が濃くなります。

昨日は夜中まで展示品のあれこれをまとめていたのですが、本日午後ようやく搬入が終わりました。

作品数は　24点　　大衣変形からインチサイズまで
作品の販売もしています。　購入を希望の場合は、図書館受付で予約表を書いていただき、搬出日以降にお渡しか、宅急便での手配になります。
お支払いは絵と引き換えになります。

土曜日は終日会場にいる予定ですので、ぜひおいでください。

中心がきれいなピンクのスプレーバラです。
スプレー　というのは、1本の枝から枝分かれして、多くの花を咲かせる小型のバラです。

コロンとした形がすごくかわいいバラです。

いよいよ明日は搬入で、落ち着きません。
いつも直前まであれこれ悩んで、レイアウトを考えたり、解説分を作ったり、値札をつけたりと細々としたことがエンドレスです。

今回は久しぶりに絵を売りますので、準備がより大変です。とりあえず、なんとか準備は出来たのですが、きっと会場でまた足りないものに気づいたり、いろいろあるんだろうなーと思います。

いよいよ来週から、赤磐の子ども図書館　ほたるで　久しぶりの個展です。
ゴールデンウィークは、ずっとその準備をしていました。

会場も小さいことですし、季節に合わせた展示をします。（これからも定期的に展示を続ける予定です。）

初めてのテーマ展は、ちょっと豪華にバラです。　教室の課題であったり、いただいたアレンジに入っていたり、お庭で育てたものをいただいたりと、バラは毎年のように描きます。　

最も最近に描いたのが、鮮やかな黄色の　ヘンリー・フォンダ。
牧石の藤原さんのバラ園でいただきました。

黄色いジャーマンアイリスをたくさんいただきました。
とりあえず、点描で輪郭と花の脈を描いています。

使ったペンの色は　マスタード。
黄色に黒を少し混ぜたような色です。
黄色い花の濃い影によく使います。

葉と茎は点ではなく、破線で描いています。

カラーペンと水筆で描きました。
点描ー水筆ー点描・・・と繰り返し彩色しています。

輪郭の色が薄いので、スキャンがきれいにとれていないです。

昨年は玉島でしたが、今年は赤磐市の子ども図書館　ほたる　において、個展をします。
子ども図書館は昨年から出来た、岡山では珍しい私設図書館です。古い小学校の講堂を改装して、寄贈によって集められた本を開架式で品良く並べられています。個人蔵の現代アート作品もあり、とても洗練された、素晴らしい図書館です。

岡山駅からはバスで25分くらいかかりますが、バス停は図書館の前です。駐車場もあるので、車で行くのも良いです。
是非一度、足を運んでみてください。

今回は薔薇をテーマに、これまでに描いた作品20点余りを展示します。
土曜日は終日会場にいる予定ですので、是非声をかけてください。　目印に、黒い帽子をかぶっています。

前回黄色い花ばかりだったのですが、少しずつ色の違う花にしてみました。
切り花状態なので、問題ありません。

左隅に舌状花と筒状花の拡大を描きました。
何色の舌状花にしようかと迷ったのですが、色が薄いと印象が薄くなるので、オレンジ色の花にしました。

4月1日に福山教室で行った彩色見本です。黄色い花は、とにかく塗りすぎないことが大切です。
鮮やかな黄色は、レモン＋イエローで。先の方が少し色が濃くなっていますので、薄くディープイエローを重ねています。
そして、花と花が重なったところに出来る濃い影は、イエロー＋ブラックで、しっかりつけています。

今月はオステオスペルマム　という、舌をかみそうな名前のキクの仲間です。
アソートではいるので、いろいろな色があるのですが、たまたま黄色になりました。
混じりけの無い、見事な黄色です。まだまだ小さな鉢なので、きれいに咲いている花を何本か切って、剣山にさして描きました。
とりあえず、7割くらい彩色しています。左下に部分図を描く予定です。

先日のジュリアンの色見本です。
花は大体バイオレット＋カーマインで塗っています。
咲いてから時間のたった花は、上からウルトラマリンを重ねて、青みを強くしました。

福山の谷本先生の教室展です。いつも、素晴らしい作品が並びます。私もお邪魔させていただく予定です。