2014年08月20日

時事フランス語教室 岡山駅西口

久しぶりに、フランス語の話題です。
岡山駅西口でフランス語の教室を開いていつのまにか20年です。
ひととおりの文法ができて、フランスの文化や歴史に興味がある方向けの応用クラス。
ネイティブのフランス人がついて、1ヶ月4000円のリーズナブルな教室です。初級会話だけでは物足りない方、ぜひ一度見学に来てください。題材は2週に1話の割合で進んでいくので、いつからでも参加できます。

岡山駅西口 徒歩3分。
岡山コープ オルガビル5F
毎週 月曜日 11:20〜12:30
入会金  3000円
月謝   4000円
テキスト代  年間 3000円

興味のある方は この記事にコメントを入れてください。

8月の課題
8課 闘牛と憲法  試訳

 闘牛といえばすぐにスペインが思い出されますが、世界では、それ以外の地域でも闘牛は行われています。
 フランスでも、およそ50の都市に闘牛場があります。それらはすべて、フランス南部にあります。闘牛で有名な都市は、バイヨンヌやニーム、アルル、ベジエ、ダックスなどがあげられます。
 定期的に、闘牛は議論の種になります。一方には反対派がいて、彼等は牛に対する暴力や残虐性を口にします。他方、賛成派もいて、地域の伝統や文化を唱えます。
 それでは、闘牛は野蛮なものでしょうか? それとも文化でしょうか? 禁止すべきもの、それとも保存すべきものでしょうか?
 かつての文科省大臣であったフレデリック・ミッテランは、2011年に闘牛術をフランスの無形文化財に指定しました。「闘牛術」は「闘牛」と同じ意味ではありません。闘牛術の中に闘牛があり、闘牛で雄牛が死にます。しかしまた、ランド地方の闘牛やカマルグ地方の闘牛のように、雄牛が死なない闘牛もあります。
 闘牛術は、雄牛と戦う技術です。しかし、スペインの闘牛と、ランド地方や、カマルグ地方の闘牛には大きな違いがあります。とりわけ雄牛にとって。
 反闘牛協会は、告訴しました。彼等によると、闘牛は憲法違反です。なぜならフランスの法律は動物に対する虐待が禁じています。動物を虐待すると、2年の懲役と罰金30,000ユーロが課されます。
 しかし、この法律には二つの例外があります。それが闘牛と闘鶏で、伝統的な地方行事で中断されることなく続けられている場合は例外とされます。
 憲法委員会は闘牛がフランスの憲法に合致するかを検討しました。その見解は肯定的なものでした。伝統的に闘牛を行ってきた一部の地域では、闘牛を合法とするというものです。
 闘牛反対派にとって、唯一の解決方法は法改正です。しかし、誰が変えるというのでしょう。左派にも右派にも、賛成派と擁護派がいます。それは文化的と言うよりは政治的問題です。
 議論はおさまりそうにありません。
posted by 西本眞理子 at 22:04 | コメント ( 0 ) | トラックバック ( 0 ) | 日記  comment.png
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