4月10日朝日新聞掲載
ソメイヨシノ ばら科
サクラの代名詞のように全国で植えられていますが、江戸時代にオオシマザクラとエドヒガンの自然交配によって生まれた品種です。江戸、染井(現在東京都豊島区)の植木屋が「吉野」の名前で売り出しましたが、吉野山のヤマザクラと混同しやすいので、明治33年にソメイヨシノという和名にあらためられました。
今年は久しぶりに半田山の植物園へお花見に出かけました。平日の午後だったので、静かに、ゆっくり花を楽しみながら園内を散策しました。一本松古墳の近くでお弁当を食べましたが、見上げるとサクラのドームの中にすっぽりと入り込んだようで、まるで別世界。異次元に滑り込んだかのような感覚でした。
2007年04月13日
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