ツノゴマ ツノゴマ科
英名は "Devil's claw"(悪魔の爪)。
北アメリカ南部からメキシコにかけて分布する一年草。
若い果実は、オクラのようで、ピクルスに利用されるそうです。(食べたことはありませんが) しかし成熟すると、木のように堅くなって、二股に湾曲した鉤状の角になります。硬くて先が鋭く尖っていて、危険極まりありません。食べたヤギが、内臓損傷を起こして死んだり、ひずめに食い込んで、歩行困難になった動物もいるとか。
動物や人間にとっては困った存在でも、ツノゴマにとっては、動物たちに絡まりついて種子を遠くまで運んでもらい、広い範囲に種子を散布することができるという、都合の良い形らしいです。
成熟果実からは繊維がとれ、アメリカインディアンたちは、その繊維を使ってかごを編んだりします。また、果実の形が面白いので、色を塗って装飾物としても利用されます。
参考(「プランタ」研成社発行より)