2011年01月31日

ツノゴマ

ツノゴマ小.jpg 1月26日朝日新聞掲載

ツノゴマ  ツノゴマ科

英名は "Devil's claw"(悪魔の爪)。

北アメリカ南部からメキシコにかけて分布する一年草。

若い果実は、オクラのようで、ピクルスに利用されるそうです。(食べたことはありませんが) しかし成熟すると、木のように堅くなって、二股に湾曲した鉤状の角になります。硬くて先が鋭く尖っていて、危険極まりありません。食べたヤギが、内臓損傷を起こして死んだり、ひずめに食い込んで、歩行困難になった動物もいるとか。

動物や人間にとっては困った存在でも、ツノゴマにとっては、動物たちに絡まりついて種子を遠くまで運んでもらい、広い範囲に種子を散布することができるという、都合の良い形らしいです。

成熟果実からは繊維がとれ、アメリカインディアンたちは、その繊維を使ってかごを編んだりします。また、果実の形が面白いので、色を塗って装飾物としても利用されます。

参考(「プランタ」研成社発行より)
posted by 西本眞理子 at 14:35 | コメント ( 0 ) | トラックバック ( 0 ) | 日記  comment.png
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