2010年12月21日

図鑑の絵を描くと言うこと2

スゲという植物は、環境によって変異を起こしやすいのだそうです。それで、環境調査をする際には重要なポイントになると言うことで、非常に細かい分類がなされています。

つまり、姿形は一見そっくりですが、毛が生えているかどうかとか、種の形が少し違うとか。
雌しべの頭が二つにわかれているか、三つに分かれているかとかで名前が変わるわけです。

それで、本当に小さな違いでも、それがその植物の分類のポイントになる場合は、目立つように大きく描きます。葉や茎に生えている毛なども、本当は白い細い毛が生えているのは肉眼ではほとんど見えない場合もあるのですが、しっかりペンで描き込みます。

種などは別に大きく描きます。 
展覧会に出品する彩色画の場合は、一枚の画面に構図を考えて全部描き込んでありますが、印刷用のペン画は、全体図や部分図はそれぞればらばらに描いて、パソコンの画面上で貼り合わせます。

近頃は画面上で線のはみ出しなども修正できるので、作業がずいぶん楽になりました。
posted by 西本眞理子 at 22:45 | コメント ( 0 ) | トラックバック ( 0 ) | 日記  comment.png
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