

野外で見られるゴマノハグサ科の植物は、花が1cmにも満たない小さな物が老いのですが、今回買ったネメシアは2cmくらいあります。さすが、園芸品種。改良のたまものですね。
まずは正面向き。 正直、真正面から見ると少し不細工ですが、上下に大きな花びらが2枚あり、上側の花びらは4つに分かれています。
下側の花びらは分かれずに、ひらひらフリルがたくさんついています。上側の花びらは薄紫色で、ビオラのように少し濃いめのヒゲが数本有ります。下側の中央には黄色い突起がふたつ。雄しべや雌しべはほとんど見えません。とても小さい穴のようなところに入っていかないとミツにありつけないようで、虫も大変です。
雄しべは4本、雌しべは1つありました。
横向きに見ると、スミレの仲間のような短い距があります。 とても短いので、あまり目立ちませんが、ここに有ると知っていれば、スケッチの時に役立ちます。この小さい部分にきちんとピントをあわせて写真にとるのは本当に大変です。最近、そのために三脚を買ったのですが、今度はライティングの都合がつかなかったり、まだまだ上手に使いこなせていません。