2023年03月25日

彩色手順 ガーベラ 下塗り

ガーベラ下塗り 色分けするDSC07073.jpg

細かい脈を鉛筆で描き込んだなら、次は彩色です。

初めに、花やつぼみ、葉など、それぞれの部分の個別の色をうすく塗っていきます。

はじめに中央の管状花に黄色 L を塗ります。めしべが舌状花の上にはみだしていますので、2mmくらい大きく塗ります。

舌状花は先と縁が白いので、そこは塗らないように、薄い朱赤 C+V で注意して塗ります。

つぼみ の花の部分は 黄色 L で、総苞は 黄緑 Y+TB で一つ一つ塗ります。

茎も総苞と同じ黄緑で塗っておきます。

葉は、縁を 明るい黄土色 L+YO で。 でこぼこの多い葉は 青黒 TB+B でまずは縦向きの影をつけます。

それぞれの色が混ざってしまうのは嫌なので、筆は赤用、緑用、黄色用の3本使っています。 
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彩色手順 ガーベラ@

ガーベラ彩色1DSC07070.jpg

教室で月に1回行っている、ハガキ大の塗り絵を使った彩色手順の説明です。
はじめに、花や葉の細かい脈を鉛筆で薄く描き込みます。

塗り絵印刷では、線の濃度の調節が難しいので、細かい線は省いています。

ガーベラの花は、沢山の小さな花の集合です。花びらに見えるのは、舌状花と言われる一つの花で、5枚の細い花びらがくっついて、一枚の花びらのように見えています。

花の脈は4本ですが、横や斜めを向いていると全部は見えません。
角度によっては1〜2本しか見えないこともあります。

また、細長い花の場合は、脈を描きすぎると黒くなってしまいますので、2本くらいでいいでしょう。

HBの鉛筆でごく薄く描いていますので、見えづらくてすみません。今回描いたガーベラの舌状花は幅広なので、4本描いています。

葉の脈も印刷されていない細かい脈を薄く描きました。

posted by 西本眞理子 at 01:03 | コメント ( 0 ) | トラックバック ( 0 ) | 日記  comment.png