
仏炎苞の中から、長く伸びた付属体を浦島太郎の釣り竿に見立てて、この名前がついたといわれています。ナンゴクウラシマソウは、ウラシマソウより小型で、奈良県以西〜九州に分布しています。
高さ30〜40cm。葉は1枚で、13〜15枚の小葉が鳥の羽のようにつきます。小葉は細くて先は尖り、主脈の付近が白く筋状になっています。仏炎苞の中にある、付属体の下が白くて、しわがあるところがウラシマソウと異なっています。(同定のキーになるので、大きく目立つように描きました)
花が終わったら、空いている左下部に、球根を掘り出して描こうと思っています。