

植物画を描き始めて30年。ずっと使い続けている図鑑がこの「牧野日本植物図鑑」です。
1940年に北驫ルから出版されたこの図鑑は、植物を学ぶ者にとってはバイブルのようなもので、日本に生育する野生植物ならほぼ間違いなく掲載されています。
それが新しく約300種を加えて、2017年に「新分類牧野日本植物図鑑」として出版されました。私も、300種の内11種を描かせていただきました! お話があったときはびっくりしたのですが、平凡社から出版した「日本カヤツリグサ科植物図譜」を見て、依頼してくださったようです。
確かにカヤツリグサ科は、10年掛けておよそ500種を描きましたので、間違いなく生きている日本人で最もたくさん描いていると思います。
いつも自分が参考にさせていただいている牧野図鑑の執筆者の一人になれるなんて、と当時は結構舞い上がっていました。
今回のチラシにも作品を使っていただけて、感激です。
今回の展示には10作品を出品します。コロナの影響で、まだ東京に行けるかどうかは怪しいのですが、できれば是非行きたいと思っています。
posted by 西本眞理子 at 11:09
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日記